第37回創作テレビドラマ大賞を受賞しました。
振り返ると、私はかけっこも遅く、勉強も中の下。
何かを決めるジャンケンにもさほど強くなく、猛烈な晴れ女ということ以外、これといって特徴もない。
一等賞なんて、たぶん初めてのことです。
応募作を書く前、この仕事の希望の持ちようが分からなくなっていました。
自分は何と闘って、どこに向かってるだろう。
その答えが見つかったわけではありませんが、書くことがその先に歩みを進める手段だと実感しました。
出会いも別れも、希望も失望も、書かないと起こらないことばかりです。
※滝本祥生さん・撮
役者のころ、カーテンコールが苦手で、いまも人前で話すのは苦手ですが
久しぶりに「今日は逃げてはいけない」と、頑張って話してみました。
やや、しどろもどろ。
※いとう菜のはさん・撮
これまで佳作などの賞をいただいた時は、「大賞は運だからね」と励まされ、
今回も、「大賞は運がいいだけ」と、繰り返し言われました。
でも、今までさほど運がいいわけでもないので、「運がいい」という言葉にも素直に喜んでしまいました。
「運だけだったね」と言われないよう、これからもますます精進します。
いつも背中を押してくださる方々、特に書くことを通じて出会った皆さんには、深く感謝いたします。
ありがとう。