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- 中ノ嶋ライト
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2011.09.24 Saturday今日はひと時の休息。
下北沢「劇」小劇場で観劇。
B.LET'Sの「中ノ嶋ライト」
いつも拝見してるけど、今回はなんだか大人な芝居。
エコ法で製造中止になった白熱電球をめぐり、町工場の生活の悲喜こもごもが浮上するお話。
エジソンが作った白熱電球は幕を下ろそうとしています。
今って時代の変わり目なんだよなー。
色々なものが、新しいものに取って代わられる。
ノルタルジーだけでなく、生きるってささやかな闘いだなと気づかされました。
この舞台がいいのは、雰囲気や気分に頼らない正統派な作り方。
だからって、古めかしいお堅いものはなく、実にさりげない。
人間が吐く言葉のリアルさは、背景が作られていないと成り立たないから、
本も役者も作り込むのは大変だと思う。
あー普遍的でクォリティー高いってすごいな。
スルッと見始めて、ガツッと掴まれる、観やすいのに心に残る舞台です。
残りあと3回。
B.LET'S第9回公演「中ノ嶋ライト」
下北沢「劇」小劇場
9月24日 14時/19時
9月25日 14時
前売/2800円
当日/3300円
- 一枚のハガキ。
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2011.09.11 Sunday新藤兼人監督、御年98歳。
最後にして最高傑作、と言われる「一枚のハガキ」
見に行くと、観客の平均年齢が高い!
くじ運で運命が分かれた清掃兵と、戦争未亡人のお話。
清掃兵がくじ引きで戦線に出されるなど、事実に基づいているらしく、
前半は村の風習、運の悪い家や、復員しても嬉しくない出来事が待っていたり、人間ドラマでした。
後半がなぜかタッチが変わり、たたみかけるような会話劇。
面白いけど、若干とんでる。
そして、ラストに向けて、どんどんシュールな展開に。
最後にして最高傑作!!
・・・・・・確かに、思わぬ笑いも潜んでいて、ラストまで目が離せません。
見た人と、感想を共有したい。
新藤監督って、こんな作風だっけ?!
- それ、逆に多くない?