先日、電車で10代の人たちの会話が聞こえた。
「来年ハタチとか信じらんない。ウチらも年取ったよね〜」
「いや高校出た時、アタシ終わってっから」
大丈夫!
その倍生きても終わらないから!!
わたし、生きてますから〜〜!!
ちなみに、うちのバアさんは現在97才。
昨年、大腿骨を骨折し、寝たきりになるかと思われましたが、、
即手術!即リハビリ!
3ヶ月後には歩いて帰ってきたのです。
もはや超人の域に入ってきました。
毎回、帰省から戻る際に
「今生の別れかもしれん」
と、手を握ってくれますが、うちの両親より元気です。
たまに杖を忘れてしまうほど、達者なご様子。
正月の帰省では、娘時代の写真を見せてくれましたが、
軽く80年前の姿でした。
80年前を語るってどんな気分だろうか?
死に別れることにも慣れ、
アルバムの中のほとんどが故人でした。
戦時中に嫁入りしてるので、
歴史的な局面もかなり鮮明に記憶しています。
大正生まれ、昭和を生き抜いて、平成が終わり、新しい時代へ向かう祖母。
そんな祖母が、若い時に祖父に買って貰った着物を引き継ぎました。
軽く五十年は前のもの??
とりあえず着ました。
人生は長い。
ハタチやそこらで終わるわけないよっ!
と、電車内にいたお嬢様方に申し上げたいのでありました。